データを活用して交通広告の新しい価値を生み出すための実証実験を実施 ~Wi-Fi アクセスポイントなどのデータから広告に接触する人数を推定して広告価値を算出~
この度、シナラシステムズジャパン株式会社(本社:東京都 港区、代表取締役 兼 CEO:細谷正人)はJR九州エージェンシー株式会社(本社:福岡市博多区、代表取締役社長:山下信二)と、屋外デジタル広告(DOOH)の価値を計測し、より広告主にとっての価値を生み出すために、Wi-Fiアクセスポイントのデータを活用する実証実験を 2019 年 10 月 1 日から実施します。
今回の実証実験では、統計的な処理によって十分に匿名化を施した「ソフトバンク Wi-Fi スポット」のデータなどを活用し、九州旅客鉄道株式会社(JR 九州)の博多駅構内に設置されているデジタルサイネージ(後述)の広告視認可能者数などを推定して、各広告の価値を算出することを目的としています。
これにより、広告出稿を検討している広告主は、広告視認可能者の予測データを基にしたプランニングを行い、広告効果をより一層高めることが可能になります。
今回の実証実験で、これまでの交通広告が抱えてきた広告接触および視認状況の可視化といった課題の解決を目指すとともに、今後はデジタルサイネージと連動したスマートフォンへの広告配信をオプションとして用意するなど、交通広告マーケティングのさらなる発展に寄与するためのさまざまな施策を検討していきます。
<実証実験の概要>
- 実施期間: 2019 年 10 月 1 日~31 日
- 対象媒体:JR 九州博多駅に展開しているデジタルサイネージ
【対象】
・メインコンコースジャック(68 面)
・博多駅博多口柱 有機 EL2 面セット
・博多駅いっぴん通りデジタル 4 面セット
・博多駅デジタル 4 面セット
・博多駅 K サイネージ - 各社の役割
JR九州エージェンシー株式会社
メディアレップ(媒体管理者)、実証実験主体会社
シナラシステムズジャパン株式会社
位置情報プラットフォーム提供、スマートフォン広告配信