シナラの広告配信サービス「REAL PEOPLE」の使い方

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シナラシステムジャパンが提供する、位置情報を活用したマーケティングプラットフォームをご存知でしょうか。

次世代のインフラとまでいわれ、リアル店舗の集客における活用が期待されている位置情報ですが、マーケティング領域でも、その可能性に近年大きな注目が集まっています。そんな位置情報を活用した、シナラのサービスの特徴と具体的な使い方をご紹介します。

シナラとは?

何ができるのか

従来のデジタル広告のターゲティングでは、生活者のリアルな行動までを追うことはできませんでした。多くの場合、オンライン上における資料ダウンロード数や申し込み数などがKPIとして設定され、来店した人の数を追うことは困難でした。

位置情報を活用した広告配信・分析サービスでは、リアル世界での行動データを元に興味関心などを定義。広告に接触したユーザーの実店舗への来店計測、そして分析までを一気通貫してできます

これを可能にしているのは、提携している通信キャリアが提供する、Wi-Fiからの位置情報及び契約者情報と、それらを活用するための技術力にほかなりません。

提携しているWi-Fiアクセスポイントからは、毎日30億件以上の位置情報が提供されています。生活者のライフスタイルを、位置情報をベースに切り取ることが可能です。膨大な位置情報とCookieやアプリIDを照合し、精度の高いターゲティングと計測環境を提供できるのは、シナラの高い技術力があってこそです。

誰のためのツールか

2016年6月よりサービスを開始したシナラのマーケティングプラットフォーム。現在では百貨店、量販店、銀行、自動車など業界問わず多くの広告主、そして代理店各社にご利用いただいています。

モバイル端末から得ることができる、位置情報をはじめとした消費者の”Always-on” データは、今日のデジタル経済圏において非常に重要です。しかし、だからこそ広告主にとって重要なのは、パートナーとなるプラットフォーム選びです。

シナラのプラットフォームは、デジタル広告に位置情報を活用するという新たなソリューションを提供するだけでなく、データのプライバシー保護も徹底。そのため多くの企業さまから信頼を得ています。

位置情報ターゲティングによる広告配信の特徴

マーケティングにおいて大切なのは、不特定多数の消費者に対して広く広告を打つことではなく、コストを考慮しながら効果を高めるための工夫をすること。位置情報をターゲティングに活用すれば、より確度の高いユーザーに広告を配信することができます。

ターゲティング手法とその精度

ターゲティングとは、「消費者の行動パターンにしたがって広告を配信する相手を選別する」というものです。位置情報を使えば、特定の地域、もしくは店舗によく足を運ぶユーザーを絞り込み、決まったクリエイティブを購買意欲が高まっているタイミングで配信することができます。
たとえば、ショッピングモールに来ているユーザーや、ライフステージが変わったユーザーなどです。

ターゲティングの精度は、どういった測位技術を活用するかで異なります。商業施設など屋内での位置情報であれば、シナラのようにWi-Fiを活用したターゲティング。施設そのものへのアクセスや、広範囲にわたる位置情報ならGPSが適しているでしょう。

プライバシーは保たれるの?

今年5月に欧州で試行された、GDPR(EU一般データ保護規則)に見られるように、個人情報を巡るインターネット上の規制はいま、厳しさを増しています。シナラが提供する位置情報も、当然そうした議論の対象になります。しかし、私たちシナラは、行動データの活用を構想してからいままで、プライバシーの保護を重要な要素として据え、その対策を行ってきました。

まず、プラットフォームの利用者やシナラは、ターゲティングの元データとなる通信キャリアのデータベースに一切アクセスができません。独自のDMPをデータベース内に納入し、外部からのリクエストに対して統計情報のみを返します。このため、個人の特定はできません。

シナラの活用方法とは?使えるアイディアをご紹介

それでは、シナラの活用事例にはどういったものがあるのでしょうか。ここでは、飲食、量販店、そして不動産業界の成功事例をベースに、シナラを効果的に利用する方法を、具体的にご紹介します。

1. 富裕層ターゲティングでリーチ拡大

富裕層をターゲットとした金融商材のプロモーションに苦労していた保険会社A社。CMを打とうにも、ターゲットが狭すぎて逆に非効率になってしまうため、位置情報を活用したターゲティングを実施しました。

大手企業本社周辺の、高所得なビジネスパーソンのほか、モザイクセグメントを使った、高額所得者在住地域へのターゲティングをおこないました。結果、配信量を必要最低限に抑え、ターゲット層を100円以下のCPCで誘導することができたといいます。

2. 居住地・沿線ターゲティング

不動産業界において、モデルルームの来店数は重要な指標のひとつです。B社は、以前に比べて効果が薄まっていたチラシに代わる、新たなプロモーション施策を模索していました。そこで同社は、位置情報を活用したオンライン広告に注目。高精度な居住地・沿線ターゲティングを実施することで、チラシ以外の新たな集客チャネルの開拓に成功したのです。

3. 店舗商圏内へのユーザーへリーチ

スポーツジムを運営するC社。都内には競合が多く、店舗集客に大きな課題を抱えていました。そこで、シナラを活用し、店舗の商圏内にターゲットを絞り広告配信を実施。入会者のアンケートで、シナラ広告接触の有無を検証した結果、ほかの広告媒体と比較しても高い効果を記録したといいます。

位置情報マーケティングの新定番「REAL PEOPLE™」

シナラのマーケティングプラットフォームの強みである、位置情報ターゲティングを実現するのが広告配信サービスの「REAL PEOPLE™」。位置情報に顕れる、リアルな行動をベースとしたO2O計測可能な広告配信システム(DSP)です。

「REAL PEOPLE™」の使い方

ここでは、そのの使い方に関して、主に管理画面フォーカスしてご紹介します。実際に広告配信ツールを活用する際に重要になるのが、管理画面の使い心地です。シナラでは、運用担当者のユーザビリティを意識した、UI・UX設計を意識しています。

管理画面でできること

「REAL PEOPLE™」の管理画面は、以下の構造となっており、代理店向けアカウントの実装はもちろん、案件毎の予算管理、配信面を設定できます。

以下の図1は、「REAL PEOPLE™」のアカウント構造を簡略化したものです。各広告主別に箱を作り、さらにその中に Line Item(予算ごとの「案件」のイメージ)を作成します。そのLine Item の下位に、複数のキャンペーンを作成し、ターゲットの設定などをおこないます。

▲図1:「REAL PEOPLE™」のアカウント構造

① 広告主の管理
まず、ログインをすると広告主のページが表示されます。ここでは、広告主毎に配信予算や設定を確認できるほか、新規広告主の追加や削除をおこなえます。

▲図2:広告主ページ

② Line Item(案件)の管理
Lineitem一覧からは予算、Venue, クリエイティブを設定と確認でき、Lineitem の配下に複数のキャンペーンが紐づくことになります。Lineitems一覧でLineitem名を選択すると、それぞれの設定とキャンペーンが表示されます:

▲図3:Line Item一覧ページ

③ Campaign の管理

キャンペーン一覧でキャンペーン名をクリックすると、キャンペーンの詳細画面が表示されます。この画面ではキャンペーンの設定と配信実績が表示されるほか、新規キャンペーンの作成も可能です。

▲図5:Campaignの詳細画面

④ Campaign のパフォーマンス

キャンペーン配信開始後、キャンペーンのパフォーマンスはDashboardとReportsで確認することができます。Dashboardは要件のみを表示し、Reportsではすべての詳細を確認することができます。

▲図5:Dashboardの画像

また、ReportsはDashboardより詳細な情報を取得することができます。

▲図6:Reportsの画像

運用面において気をつけるべきこと

最後に、「REAL PEOPLE™」を使う上での注意点を紹介します。広告運用担当者が、ツールに求める要素のひとつに、「予算管理のし易さ」があります。ここでは、予算管理に関して気をつけることをピックアップしてご説明します。

前述したキャンペーン一覧の「DailyBudget」では、 1日あたりの予算上限(=日予算)が確認できますが、日予算設定により予算が使い切れない場合のアラート機能はありません。

また、配信設定の際にBurstモード(配信期間に関係なく、すべての適切なトラフィックに入札するモード)を選択した場合、予算の多くを開始後数時間で消化してしまう可能性がありますので注意が必要です。Burstモードを選択する場合には配信時間帯を日中や店舗の営業時間などを考慮し設定することをおすすめします。

「REAL PEOPLE™」の詳しい情報はコチラからご覧ください。

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