シナラの商品開発を担うポストセールス【岡本雅史】

まだまだサービスとして確立しきれていないジオマーケティング。そんなシナラのサービスをお客さんの課題に合わせて作り上げていくのが、ポストセールスである岡本さんの仕事。

新卒からデジタルマーケティングの領域でキャリアを積んできた岡本さんに、ジオマーケティングの凄さや、シナラで働く面白さについてお話しいただきました。

ジオマーケティングのコンサルティングを行うポストセールス部隊

「お客さまの課題に対してシナラを活用したコンサルティングをしていくのが私の仕事です。シナラのサービスは契約を取って終わりではなく、そこからがスタートなので、契約してくださったお客さまのプロモーションを成功させる為、継続的な提案をしていかなければなりません。お客さまの事業課題にもしっかりと耳を傾け、シナラで解決できる手法がないか日々考えています。

シナラのサービスを活用いただくことでさまざまな課題解決ができると考えております。

地方自治体様との共同研究の取り組みにおいては、実際の移動データを活用して観光サイトに来訪した人がその後、観光地に訪れたかどうかの分析をしたりしました。また、その人はどんな年代・性別で、普段どういった趣向性があるのかをキャリアが持つ正確なデータや位置情報や介したリアルな情報でペルソナ分析をして掘り下げたりすることができます。

例えば、私個人的の話になるんですが、日常生活においてジムやサウナに行くのが日課でして、この2つは私個人のペルソナ像を語る上では重要なパートだと思っています。一方で、こういった行動が日常生活の中で習慣化されると、特に検索することもなくなります。そのためウェブ上の行動履歴としては出ないんですね。

そういった点からも、実際に行った場所からターゲディングができる位置情報の分析は魅力的で面白いなと思っています。

もちろん扱うデータは個人単位ではなく統計データとして活用しているのご安心してください。

小売企業などリアルな店舗を保有する企業様においては、各種オンライン広告やサイト内のコンテンツページにおける店舗への送客効果を指標として計測し、そこでの効果を元に広告プランやサイト構成案にも活用していく提案なども行っております。

また、来店客はどこから来ているのか商圏分析をすることで店舗の出店計画やチラシやOOHのオフライン施策にも活かせる示唆をご提示することもあります。

シナラの強みはオンラインからオフラインの可視化だけに留まらず、分析結果を元に施策に繋げていけることだと思っています。

ひと言でジオデータといっても、いろいろな切り口で分析することで活用方法はたくさんあるんですよね。」

デジタルマーケティング領域で築いてきたキャリア 

「私は新卒で広告代理店に入社し、デジタルマーケティングの仕事を行ってきました。1年目での実績が認められて、2年目には新卒の研修やコンペ案件も任せていただけるようになりました。

その後、IT企業との業務提携を推進するというミッションのもと、提携先企業に1人で出向して新規事業の立ち上げを経験させていただきました。そこでは周りの人を動かすだけでなく、組織を動かしていくことの難しさなどを感じましたし、思うように行かないことも多く、正直最初は苦労しましたね。トライアンドエラーを繰り返し、周りの人の支えを得て、後にJVを設立にまでこぎつけました。売り上げも伸ばしていけましたね。この経験は自信になりましたし、一つの区切りまでやりきったという実感も得られました。

それをきっかけに顧客の課題を解決できる商品開発に改めて興味を持ち、IT系事業会社に転職しました。そこではデータを活用した広告商品の開発やセールスを担当していました。データをどうマネタイズしていくかという事業側の視点と広告商品として市場価値のある商品を創っていく仕事にはやりがいも楽しさもありました。3年目くらいのタイミングである会社とのJV設立に向け、立ち上げメンバーとしてアサインされた事もあり、改めて今後のキャリアを考えるようになりました。

ちょうどそのタイミングで以前から親交のあった松塚と会い、シナラの話を聞いたのがきっかけでここでチャレンジさせてもらいたいなと思いシナラに入社しました。それまで大企業で働いていたものの、外資系ベンチャーであるシナラに入社することに全く不安はありませんでしたね。

実際に働いてみると、これまでデジタルマーケティングで築いてきたキャリアが活きる場面は多々あります。しかし、ジオマーケティングを提案していると、今でも難しいと感じることはあります。お客さまの与件に対してこのプロダクトを提案すればいいという簡単な話ではなく、本質的な課題や潜在的な課題に向き合い、来店計測という新しい指標を啓蒙しながら提案していくことが重要になってきます。お客さまと向き合い、伴走しながらシナラがどんなことができるのかを常に考える日々ですね。」

ベンチャーならではの風通しのよさ

「シナラで働いて感じるのは、意思決定のスピード感です。前職が大手企業だったので、どうしても一つの承認をとるにも様々な事業部が関連する承認フローが必要で時間が掛かる事も多かったです。今では承認フローも速く、自分たちで事業を作っている感覚を持って働けているのはベンチャーならではの楽しさだと感じています。

自分でアイディアを出せば、会社の方向性や収益性のチェックはあるものの、自分で事業を興すチャンスも多いです。また経営陣もPLなどを含めた情報を私達にも共有にしてくれるので、当事者意識を持って働けます。株主や海外の支社との交渉内容など、大企業ではなかなか把握しにくい情報も適宜共有にしてくれるので、より経営に近い感覚で仕事ができます。

シナラには、起業家志向のメンバーも多く、実際に私が入社する前に在籍いた方で起業をした方もいます。会社としても、起業に対して前向きに考えてくれていて、代表も『PayPalマフィアじゃないけど、シナラマフィアのような形で活躍していって欲しいね』と話しています。(笑)

シナラでの経験はとても有意義だと感じています。今はまだポストセールスという組織が立ち上がったばかりなので、しっかりと仕組み化しノウハウを確立させ、強い組織としてお客さまに貢献できる集団にしたいですね。顧客のニーズにあわせた商品開発にも注力していきたいです。仕事での成果ももちろんですが、働くメンバー一人ひとりがさらにやりがいを持って働ける職場にしていくことも顧客と同様に大切にしたいと思っています。」

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