位置情報を活用するジオターゲティング広告を使う3つのメリットと導入事例

位置情報を活用した広告配信:ジオターゲティング広告の導入事例が、
お陰さまではシナラでは200社を超えました(2018年12月現在)。

より多くの広告主・広告代理店の皆様のご期待に応えられるよう、
シナラではソリューションをもっと磨いていきたいと思いますが、

それでもジオターゲティング広告を試すにあたって、
二の足を踏んでいる方もまだまだ多いハズ。

そこで、今回は「ジオターゲティング広告って何ができるのか?」
という所から、改めてまとめてみたいと思います。

ジオターゲティング広告とは

そもそもジオターゲティング広告とは何でしょうか?
ジオターゲティング広告とは、その名の通り、

位置情報を活用し、ターゲティングする広告

のことです。

どうやって位置情報が分かるのかというと、

  • IPアドレス
  • GPSの基地局
  • Wi-Fiの接続情報
  • ビーコン

等、様々な手段で利用者の位置を解析することによって実現します。

そして、そこで得たデータを元に作成したセグメントに対して
広告配信することをジオターゲティング広告と言います。

シナラだけではなく、サイバーエージェント社、ブログウォッチャー社等、
多くの、位置情報を活用した広告配信ソリューションを提供している企業があります。

さて、そんなジオターゲティング広告を使うメリットとは、
一体どういったものがあるのでしょうか?

シナラのソリューションを活用した場合の観点から、
大きく3つにまとめました。

シナラのジオターゲティング広告を使うメリット

来店等、これまでウェブだけでは計測できなかったコンバージョン(CV)を計測できる

従来のWEB広告では、WEB上でのCVは計測できました。
逆に言うと、WEB上でのCVしか計測できませんでした。

例えば、WEB上で店舗に行く予約(飲食店の予約など)は、
ハッキリとした数字として見ることができましたが、
ページを見ただけで、予約せずに店舗に訪れた人、というのは、計測ができませんでした。
(個人的な経験上、後者の方が多いのではないかと思います)

しかし、位置情報活用技術の進歩により、
WEB上のページを見ただけの人が店舗に来たかどうか、
さらにどのページを見た人が一番よく来店するのかまで
明示することができるようになりました。

これによって、これまでは
「たぶんデジタル広告が効果があるだろう」という肌感覚だったものが、
来店をKPIにしたPDCAサイクルを回すことができるようになりました。

実際に店舗に来店した人の属性等も分析できる

また、これまで来店した人の属性を計測するには、
アンケートやポイントカード、POSデータやメールマガジンの登録等、
大がかりな仕掛けの必要なものを頼りにするしかありませんでしたが、

どこに住んでいる、どういった年齢の、どういった性別や属性の人が最も来店しているか等、
レポートデータとして手に入るようになりました。

これによって、今まで可視化が非常に困難であったデータの入手及びその分析までが可能になり、
次の一手を打つ時に、より精度を高めることができるようになりました。

これまでウェブだけではアプローチできなかったセグメントに広告配信ができる

さらに、分析したデータを元に、
より効果的に来店につながるセグメントに対して
広告配信をし、アプローチすることが可能です。

例えば、週に定期的にジムに通っている人は、
おそらく健康に対しての意識が高いと推測できるでしょう。

しかしながら、ジムに定期的に通っているユーザーに
ターゲッティングするのは、WEB上のCookieでは、
なかなか難しいのではないでしょうか。

というのも、ジムに行くために
わざわざ毎回予約しているわけではないですからね。

ジオターゲティング広告の導入事例

以上、ジオターゲティング広告を使うメリットをご説明しました。
マーケティングの可能性が大きく広がることを感じて頂けたのではないでしょうか。

それでは、実際に、どのようにジオターゲティング広告が活用されているのか、
弊社のクライアント様の事例の紹介で、より具体的にイメージしていただきたいと思います。

日用品メーカーA社:従来のターゲティング広告ではアプローチできないセグメントにアプローチし、3倍の効果

食洗機の洗剤は、食洗機を持っているユーザーでなければ、ほぼ確実に購入しないため、
通常のターゲティング広告では、あまり効果がないという課題がありました。

シナラの位置情報と居住地データを使用し、
日本全国で食洗機が導入されているマンションの住所の洗い出しを行い、
ターゲットとして抽出しました。

その結果、リスティング広告やソーシャル広告よりも3倍以上の効率で
コンバージョンを獲得しました。

スーパーB社:来店コスト129円を実現

チラシの効果が年々薄れており、デジタルシフトが求められる中、
広告配信から来店まで計測できるシナラを活用すると、
果たしてデジタル広告での来店にいくらかかり、その投資対効果は、
チラシの代替たり得るのかを検証しました。

その結果、来店コストは多くのセグメントで1,000円以下を実現し、
特に店舗周辺へのリアルタイム配信が効率がよく、来店単価129円となりました。

また、バナー広告を見ただけの方の場合も、リアルタイム配信が最も来店率がよく、
さらに同バナーをクリックした人の場合、来店率が最大24倍も高いことも判明しました。

まとめ

このように、ジオターゲティング広告は、
さまざまな業界において活用することができます。

ROI(投資利益率)の高い広告媒体として、今後もさらに、
ジオターゲティング広告が重要な役割を果たしていくことでしょう。

追伸
ジオターゲティング広告を導入されたい方、さらに活用事例等知りたい方は、
こちらからお気軽にお問い合わせください。

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