ソフトバンクとシナラ、 オンラインとオフラインを横断する統合マーケティングツール 「REAL AUDIENCE MARKETING SUITE™」を提供開始

オフラインのプロモーションの送客効果を可視化するサービスを開発

 

ソフトバンク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員 兼 CEO:宮内 謙、以下「ソフトバンク」)と、位置情報を活用したマーケティング・プラットフォーム事業を展開するシナラシステムズジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 兼 CEO:細谷 正人、以下「シナラ」)は、オンラインとオフラインを横断して顧客の行動を可視化し分析できる統合マーケティングツール「REAL AUDIENCE MARKETING SUITE™」を、2018年9月1日から提供開始します。

 

シナラは現在、オンライン広告への接触やウェブサイトの閲覧などから、実際の店舗への来店や自社のウェブサイトへの来訪に至るまでの顧客の行動を可視化し、分析を可能にするサービスを提供しています。今回、ソフトバンクとシナラが協力し、イベント会場やショールームなどでのオフラインのプロモーションの送客効果を可視化する「リアル来客分析サービス」を新たに開発し、オンラインとオフラインを横断する統合マーケティングツール「REAL AUDIENCE MARKETING SUITE™」として提供します。

 

これまで、イベント会場やショールームなどでのオフラインのプロモーションによる送客効果を分析するためには、来店を促すためのクーポンの配布や、来店した顧客へのアンケートなど、オフラインのプロモーションと来店の因果関係を裏付けるための施策が不可欠でした。今回新たに開発した「リアル来客分析サービス」は、統計的な処理によって匿名化を十分に施したソフトバンクWi-Fiスポットなどのデータとシナラ独自の計測技術を組み合わせることで、オフラインのプロモーションに接触した顧客が実際の店舗に来店するまでの行動を可視化し、分析を可能にしています。

 

「リアル来客分析サービス」の提供にあたり、ソフトバンクとシナラは、日産自動車株式会社(以下「日産」)と協力し、2017年8月から実証実験を実施しており、日産がショッピングモールで展開するブランド体験型店舗から周辺の自動車販売店舗への来店を可視化し、来店率や商圏の分析手法を確立しました。この取り組みについて、同社 日本マーケティング本部 ブランド&メディア戦略部 主担の吉野 浩正氏は「これまでオフラインでのイベントやブランド体験型店舗から販売店舗への送客効果は正確に把握することが困難でしたが、この取り組みによって、具体的な来店情報(いつ、どの店舗に、どれだけ送客できたか)に加え、ブランド体験から来店までのリードタイムや来店率、商圏となる送客範囲なども可視化されました。リアルタッチポイントでのマーケティング効果をデジタル化できたことは大きな成果だと捉えています」とコメントしています。

今後、ソフトバンクとシナラは、広告配信とデータ分析を一元管理できるプラットフォームの提供など、最終的な誘導先であるリアル店舗をゴールとしたメディアプランニングをさらに強力にサポートしていきます。

 

 

(*)「REAL AUDIENCE MARKETING SUITE™」の詳細について
https://cinarra.co.jp/solution/

 

【ソフトバンク株式会社】(https://www.softbank.jp/corp/group/sbm/)

ソフトバンクは、移動体通信、固定回線通信およびインターネット接続サービスの提供により情報通信市場において信頼と実績を築いています。また、ICTを通じたライフスタイルの変革を目標に、ソフトバンクグループ内の他の企業とのシナジーを生かして、IoT、ロボット、エネルギーなどの新しいビジネス分野への取り組みを拡大しています。

 

今回のリリースに関連するサービス

「VENUE VITALICS」(ベニューバイタリックス)の詳細は

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